若山川(珠洲市)沿いで掘削(トレンチ)調査を開始―地表変状(断層崖)の成因や再来性を分析―
概要
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の平松良浩教授,富山大学学術研究部都市デザイン学系の安江健一准教授等からなる研究チームは,2024年8月19日に珠洲市若山町において掘削(トレンチ)調査を開始します。
2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震(マグニチュード7.6,最大震度7)に伴い,珠洲市若山町の若山川沿いに地表変状(断層崖)が生じました。この地表変状は地震を起こした断層ではなく,その成因については不明です。また,同様の地表変状の過去における有無も不明です。
今回,実施する掘削(トレンチ)調査により,地表変状の成因や過去に地表変状があったかどうかが明らかになることが期待されます。掘削(トレンチ)調査は約2ヶ月の期間で実施し,研究成果を令和6年度中に発表し,今後の防災?減災の基礎情報として利用される予定です。
研究内容の詳細
若山川(珠洲市)沿いで掘削(トレンチ)調査を開始―地表変状(断層崖)の成因や再来性を分析―[PDF, 866KB]
お問い合わせ
富山大学 学術研究部都市デザイン学系 准教授 安江 健一
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