2025年度 富山大学産学交流振興会 presents ビジネスプランコンテスト最終審査発表を実施
2025年度富山大学産学交流振興会presentsビジネスプランコンテストの最終審査発表を,令和7年12月11日(木)に,足球彩票金森産業ホールで実施しました。
富山大学では,第4期中期計画において,自治体や企業等との連携を推進することで本学の研究成果を社会に還元?発信?実装することを目指すため,学内での起業に関する啓発活動や,起業希望者支援を充実することとしています。本ビジネスプランコンテストは,この計画のもと,富山大学産学交流振興会と富山大学 研究振興機構 学術研究?産学連携本部の共催で実施しているものです。
当日は,11件のビジネスプランについて,発表が行われ,産業界からの外部審査員を含む8名の審査員により厳正な審査を経て,最優秀賞1件,奨励賞3件を選出しました。
最優秀賞:1件
学術研究部 医学系 助教 仲岡 英幸
「新規microRNAバイオマーカーによる難治性川崎病早期診断法の開発」
奨励賞:3件
学術研究部 工学系 教授 田端 俊英
「開発困難だった治療薬を電光石火で創製するEV-SELEX創薬事業サービス」
学術研究部 薬学?和漢系 講師 大石 雄基
「副作用の少ないがん光治療を実現するロタキサン型薬の事業展開」
学術研究部 薬学?和漢系 教授 恒枝 宏史
「新規睡眠改善剤の開発」
最優秀賞受賞者には,富山大学産学交流振興会会長であり,キタムラ機械株式会社代表取締役専務の北村耕作氏からPOC(概念実証)資金として100万円が授与され,その他の受賞者についても賞状が授与されました。
審査発表会では各プレゼンテーションに対して,審査員からの活発な質疑応答が行われました。

受賞者との記念撮影

